こんにちは! 空です。
今朝のニュースで「液体のりが白血病治療の救世主に?」というものを見て???となったので
調べてみました。
どうやら、液体のりに使われている成分で、白血病の治療で重要な細胞を大量に培養する事が成功した
ということで、画期的な事ですよね!!
まさかの液体のり!!
液体のりといえば、私の頭の中に出てくるのはやっぱり「アラビックヤマトのり」
誰もが一度は使ったことであるであろう、あのオレンジ色のキャップの、のり。
定番ですよね。
液体のりの成分・・・って一体なんなんだろう?!と気になったので調べてみました。
そして、アラビックヤマトノリの歴史や、あの独特の匂いの元についても調査してみようと思います!
このニュースによって、株価がどの様に変動するのかも気になるところです・・・。
アラビックヤマトのりの成分は?

アラビックヤマトのり、といえば、上記のオレンジ色のキャップの液体のりを思い浮かべる方が多いと思います。
私もそうです。
サっと塗れて便利ですよね(笑)
液体のりの成分なんて気にした事がありませんでしたが、そういえば何で出来ているんでしょう??
調べてみたところ、成分は下記の様になっていました。
PVAL(ポリビニルアルコール)
・・・・???
ポリビニルアルコール。。聞きなれません(笑)
もう少し詳しい説明を見てみると
石油を原料として合成された化学樹脂の一種であるポリビニルアルコール(PVAL)と水が主成分
という風に記載されていました!
ふむふむ。石油を原料としているポリビニルアルコールという成分が主となっているのですね。
この「ポリビニルアルコール」という成分について調べてみると
親水性が非常に強く、温水に可溶という特徴を持つ
とあったのですが、どうやらこの「温水に溶ける」というのがポイントの様で
この性質は、合成樹脂の仲間では例外的なことのようです。
1958年に世界で初めて事業化した機能性樹脂となっていました。
昭和20年代から文化財の修復現場で古い絵の剥離の防止コートとして使われていたが、実施された当時には十分予想されていなかったPVAの経年劣化による後年の損傷が著しく、現在になって多くの文化財が被害を受けている。
近年は偏光フィルムの主材料として、液晶ディスプレイ用の需要が急速に伸びている
引用元:wikipedia
とありましたので、割と昔からメジャーに使われている成分のようですね。
ちなみに、液体のりの他にもこのポリビニルアルコールが使用されている製品は沢山あります。
・コンタクトレンズ装着薬
・郵便切手(裏のり式)
・水田用除草剤のジャンボ剤
・トイレのタンクに入れる芳香洗浄剤の外装フィルム
などなど。身近に使われていますね。
「水に溶けやすい」という成分が利用されているようです。
アラビックヤマトのりの歴史について
#アラビックヤマト のヤマト株式会社
「ひとつの物を他の物とくっつける
それは単に1プラス1を2にするのではなく、今までになかった新しい価値を見出すということです」これは代取・長谷川豊氏の言葉。白血病治療の救世主になり得たのは、まさに #企業理念 どおり!! https://t.co/yU9s0kklGD pic.twitter.com/eduhY5rGHS
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) May 30, 2019
皆さんご存知の「アラビックヤマトのり」
アラビックヤマトのりを作っている会社は「ヤマト株式会社 YAMATO Co.,LTD.」は
昭和32年創業の会社で、創業120年!!
1899年に、東京墨田区において「ヤマト糊」の製造販売を開始して
「ヤマト糊本舗」開業したのが始まりの様ですよ。
日本初の「保存できるでんぷん糊」として広く受け入れられたそうです。
ちなみに、その頃ののりは・・・

引用元:https://www.yamato.co.jp/company/
何だかレトロで可愛いですね!!
「アラビックヤマトのり」の発売を開始したのは、1975年ということですので
あのお馴染みののりが発売されてから44年経っているのですね~。
社名のヤマトは「商売が大当たりしますように」という祈りを込めた
矢が丸的にあたる「矢的」(ヤマト)から命名。旧国名「大和」にもかけている。
ということですよ!
会社概要は以下の様になっています。
商号:ヤマト株式会社 YAMATO Co.,LTD.
本社
〒103-8571 東京都中央区日本橋大伝馬町9-10
TEL 03-3662-7031(代表)
FAX 03-3662-8817創業:明治32 年(1899年) 8 月14 日
代表者:代表取締役社長 長谷川 豊
資本金:¥50,000,000
ひとつの物を他の物とくっつける
ということを企業理念としても挙げていらっしゃいます。
「接着・粘着の専門企業として、人と人、企業と企業、文化と文化を結びつける」
という理念も、今回のニュースに結びついていてすごいですよね!!
アラビックヤマトのりの匂いの元はなに?

アラビックヤマトのりを一度でも使った事がある方なら、一度は思う事・・・
「あの特徴的な匂いの元はなんなんだろう」
アラビックヤマトのりだけではないと思うのですが、液体のりって独特な匂いがしますよね~。
私はあの匂い、嫌いではないので結構クンクン嗅いでいた記憶もあります(笑)
この匂いの元・・・
それは、やっぱり先ほど見た主成分によるものみたいですね。
主原料のポリビニルアルコールの臭いで
ポリビニルアルコールの原材料の酢酸ビニルモノマーの残り香でしょうね・・・
引用元:ヤフー知恵袋
なるほど。。。
ポリビニルアルコールは、あのような独特な香りなのですね。
そういえば、ポリビニルアルコールが使われている他の製品でもある「洗濯のり」なんかも
同じ様な匂いがしますね。
ネットを見ていると、この匂い、結構好きだという方が意外に多かったです(笑)
同じ様に思っている方が結構いる事を知ってちょっと嬉しくなりました(笑)
株価変動は?
#アラビックヤマト 、すごーい!!
市販「液体のり」、白血病治療の救世主に? 専門家驚嘆:朝日新聞デジタル https://t.co/uOFCPQaEYs
— Na2coi (@natsuco_i) May 30, 2019
今回のニュースをきっかけに、アラビックヤマトのりの会社である
ヤマト株式会社 YAMATO Co.,LTD.の株価の変動も気になりますよね。
なんといっても
白血病の治療で重要な細胞を大量に培養することに、東京大と米スタンフォード大などのチームがマウスで成功した。これまでは高価な培養液でもほとんど増やせなかったのが、市販の液体のりの成分で培養できたという。
朝日新聞
という位ですので、今後の白血病の治療にも大いに貢献することは間違いなしですもんね。
というわけで、株価について調べてみたら・・・
ヤマト株式会社は非上場企業であり、普通は市場で株を購入できない
という事実を知りました。。
なんと。。
上場していたらきっと今頃上がっていたと想像されますよね。
ネットの声まとめ
液体のりも凄いけど、液体のりでいけんじゃね?と閃いた人も凄いし、やってみるべって試したチームも凄いよなぁ
やっぱり賢い人達は違うわ〜
とバカ丸出しの感想(笑)— きくり (@02NvOx0e2M0SL9y) May 30, 2019
すごい。
必ず家のどこかにあるこののり、
急にかっこよく見えてきた✨#液体のり #白血病の救世主 #アラビックヤマト https://t.co/UvEETQjn3X— 深田サイコ (@saiko_fukada) May 30, 2019
液体のり、白血病治療に名乗りを上げる
対白血病の細胞培養に高い効果を発揮したらしいです
研究者の方々の発見力に脱帽です
様々なもので実験したんでしょう— ファミリーあき (@fumily_aki) May 30, 2019
なんかこのツイート見ると試しに液体のりで培養してみたら成功した!みたいに捉えられるけど実際はポリビニルアルコールで培養成功したから似た成分の液体のりでやってみても成功したんやな。遊び心あって楽しい https://t.co/negyooNgJ5
— 卍Watarungurunguru卍 (@wwwwtfru) May 30, 2019
市販ではなくて、液体のりの成分を培養液注で活用したことになってる。これはミスリードされるからあんまり広めたくないな。 https://t.co/8VAxsO6f1T
— ぐっち (@Eternal_jack) May 30, 2019
市販の液体のりを、オートクレーブで滅菌したのかな、それとも希釈してろ過滅菌?
nature読めば自分(笑)— dolphin_33 (@dolphin_33) May 30, 2019
成分同じなら液体のりでいけるやろってその発想の転換がぱねぇ
— サガラミヨシ (@anagram0714) May 30, 2019
アラビックヤマトはすごいねぇ、レイヤーの神アイテム
— たしぃx (@10ri_tsix) May 30, 2019
あらゆる溶液を試して液体のりの成分に辿り着いた辺り、エジソンが電球を完成させてから140年くらい経った今でも一万回試してダメでも一万一回目で成功するかもしれないってのは変わらないんだなあと思った
エジソンの絆礼装のテキスト好き— 徒々兎人@固定に発行物情報 (@toricha1) May 30, 2019
まとめ
今回は、きっと世間の皆さんがびっくりしたと思われる
「液体のりが白血病治療の救世主に?!」
というニュースを受けて、液体のりの代表でもあるアラビックヤマトについて調査してみました。
子どもの頃からずーっと馴染み深い、アラビックヤマトのりの快挙?になんだか嬉しくなったのは
私だけではないと思います(笑)
液体のりそのもの、というよりは、液体のりに使われている成分が主の様ですが
液体のりでも出来るかもしれない!と試しになられた方の発想が本当に素晴らしいですよね。
今後、ますます研究が進んで更に治療の枠も広がっていけばと願います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また別の扉でお会いしましょう!