こんにちは! 空です。
先日、ロンドンのオークションで約104万ポンド(約1億5500万円)で落札された絵画が落札直後にシュレッダーにかけられる・・・という衝撃的な事件がありましたよね。
どうやら、初めから作者本人が額縁にシュレッダーを仕掛けていた、との事で二度びっくり!
そんな斬新な事をやってのけるこの絵の作者はバンクシーといって謎に包まれています。
その手法もストリートアートをゲリラ的に描いている、という事で
プロフィールも画像も全くの謎という事で、どんな画家なのかとても気になります。
今回は謎の画家、バンクシーについてその正体に迫ってみたいと思います!
バンクシーの正体は?インスタをしているという事実
先日のシュレッダー事件の際に、バンクシー本人がインスタグラムで種明かしをしています。
本人、インスタグラムしてるんだ?!という事にまずびっくりです(笑)
バンクシーについてわかっている情報をまとめてみました。
・社会風刺的グラフィティアート・ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法
・街中の壁にステンシルを使って政治色の強いグラフィティを残している
・バンクシーは、7人組のアーティストチームであるという憶測もある
・正体不明にしている理由は「落書きは犯罪」だと言われているから?
活動の歴史としては、2001年1月にメキシコ・チアパス州のサパティスタ民族解放軍が占領している地域で壁画を書いているのが最初の作品?と記載があるので、その頃から活動を開始されているのでしょうか?
どうやら、世界中の壁に突然絵を描いていく、というのが手段のようですね。
確かに、落書きは犯罪として認識されていますし罰則があるので正体を明かさないのもわかる気が。。。
ただ、いつしかこの落書きの様な絵が芸術的に認められて価値が出てきたという事なので、やはり才能がある方なんですよね。
バンクシーの顔画像は?
謎多きバンクシーですが、その正体についての調査が色々と行われているようですね。
2008年に行われた調査では、バンクシーの正体は
パブリックスクールのブリストル大聖堂公立学校の元生徒だったロビン・カニンガムと信じられているとの事です。
これは、同じ学校の人や元同僚などが証言しているという事と
バンクシーの作品が発見された場所の研究によって2016年に確証されたそうです。
2016年のスコットランドのジャーナリストによる調査結果では、
トリップ・ホップバンドのマッシヴ・アタックのツアースケジュールバンクシーの壁画出現のタイミングが発表されました。
バンクシーは集団で、バンクシー自身がマッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャでは?という説を唱えています。

引用元:http://amass.jp/67195/
デル・ナジャはバンドを結成する前はグラフィティアーティストで、以前はバンクシーの個人的な友人であったと言われています。
2017年には、イギリスのミュージシャンが番組にゲスト出演した際に、
バンクシーの事を「ロブ(またはロバート)」と呼んだ、という事から
バンクシー=デル・ナジャ説 を裏付ける発言と言われていますが、その真相は分かっていないとの事です。
そして、昨年にはパレスチナを訪れた観光客がたまたま撮影したグラフィティを描くアーティストがバンクシーだった
という事でその顔写真がメディアに公開されたとの事です。
その写真がこちら!

引用元:the Daily Mail
・右手にスプレー、左手にはステンシル(型紙)らしきものを持って、周囲をしきりに気にする様子
・男の背後にある扉に描かれたグラフィティ「Peace on Earth Terms and conditions apply(地球に平和を 規約と条件付)」
というのが、現在バンクシーがオフィシャルサイトのトップページに配置している最新作そのものだ
という事から、これがバンクシー本人だと言われています。
ただ、これもフェイクではないか?という声も挙がっていますので真相は今だ謎のままという事になりますね!
バンクシーの作品にはどんなものがある?
バンクシーの作品にはどのようなものがあるのか、いくつかご紹介してみます。
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Sentenced to nearly three years in jail for painting a single picture. #FREEzehradogan
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「少女と爆弾」

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
「倒れるまで買う」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
なぜいつもこちら側が身体検査を受ける側なのか、を問う絵

引用元:Street Art Utopia
作品の値段・購入方法は?
値段はいくらくらいなのか調べてみると、びっくりする値段のものも多かったです。。
例えば、上の「爆弾と少女」はあるサイトでは2,376,000円で販売されていました。
一番お手頃な物なら10万円台でもありましたが、やはり芸術的価値が高いのですね。
今回の騒動となっていたシュレッダーにかけられた絵も、落札金額は1億5500万円でしたよね。
原画らしきものを取り扱っているサイトはこちら
ただ、原画ってどうやって手に入れているんだろう??と少々疑問ですが。
今回の様にオークションに出品される、という経緯で手に入れる方がほとんどなのではないでしょうか?
ちなみに、ポスターはお手軽に手に入りますよ。

バンクシー ポスター/Flower Bomber フレーム付
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バンクシーはミステリアスだからこそ注目される
今回は、謎の画家バンクシーについてお届けしてきました。
バンクシーの絵はブラックユーモアにあふれた絵がほとんどですが
意味を考えながら見ると、なんだか色々と考えさせられてしまう作品ばかりでした。
この様に正体を隠して活動を続けていく、という事にも意味があるのでしょうね。
一体、だれが本物のバンクシーなのか。
その謎が解けるのはまだまだ先なのかもしれませんが、謎のままでもいいような気もしました。
それにしても、今回のシュレッダー事件は驚きでしたし、最初から額にシュレッダーが?
誰がボタンを押したのか・・・そんな事も気になります。
どこまでも謎の画家、ですね!
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また別の扉でお会いしましょう。
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