歌会始2019の入選作品とお題は?応募総数や歴史・感想まとめも

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こんにちは! 空です。

 

本日1月16日は毎年恒例の「歌会始」でしたね!

 

歌会始??とあまりなじみのない方も多いかもしれませんね。

これは、すでに奈良時代から行われていたという記録がある位古いもので

現代に受け継がれている伝統的な行事ともいえるのではないでしょうか?

 

今回は、歌会始について概要や歴史とともに

2019年の入選作品についてもご紹介していこうと思います。

 

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歌会始とは?

歌会始(うたかいはじめ)とは

和歌(短歌)を披露しあう「歌会」で、その年の始めに行うもの、の事をいいます。

 

今では、年の始めに行われる宮中での「歌会始の儀」が有名となっていて

本日1月16日に行われたのは、この「歌会始の儀」ですね。

 

毎年、お題として漢字一字が指定され、歌の中にこの字が入ることが条件となっています。

9月末頃の締め切りまで、宮内庁が一般から歌の募集を受け付けていて、

その中から10作が選出されます。

 

選出された歌は「選歌」として、官報の皇室事項欄及び新聞などにも掲載されると同時に

歌会始の儀に招かれ、天皇・皇族の前で披露するという事ができます。

 

歌会始の歴史

はっきりとした時期は不明となっているようですが、

鎌倉時代中期には、宮中で「内裏御会始」という歌会が行われたと記録されているそうです。

 

万葉集には、奈良時代にもすでに行われていたという事も描かれているそうです。

 

当時は今とは異なり御会始歌御会始)と呼ばれていて、1日のうちに3つを行われていたようですね。

後柏原天皇が明応10年(1501年)正月に独立した儀式として執り行ったことが、

歌会始の直接的起源であると考えられているそうです。

 

明治7年(1874年)には、皇族・貴顕・側近などだけでなく、

国民も宮中の歌会に参加できるようになったという事です。

1928年(大正15年)に、「歌御会始」だったのが「歌会始」に改称されています。

 

歌会始2019の入選作品

今年2019年のお題は「光」です。

今年は22000首の応募があったという事で、その中から10人の方が入選者として選ばれています。

 

歌会始2019年入選者(年齢順)
高知市、奥宮武男さん(89)
山梨県甲州市、石原義澄さん(82)
福島市、逸見征勝さん(79)
奈良県大和郡山市、荒木紀子さん(78)
栃木県鹿沼市、大貫春江さん(77)
岡山市、秋山美恵子さん(66)
福岡県糸島市、瀬戸口真澄さん(65)
岡山県倉敷市、重藤洋子さん(58)
秋田県大仙市、鈴木仁さん(58)
山梨県甲州市、加賀爪あみさん(16)

 

お一人、16歳がいらっしゃいますね!!

それでは、入選者の方々の作品をご紹介します。

 

高知県 奥宮武男さん

土佐の海ぐいぐい撓ふ竿跳ねてそらに一本釣りの鰹が光る

 

山梨県 石原義澄さん

剪定の済みし葡萄の棚ごとに樹液光りて春めぐり来ぬ

 

福島県 逸見征勝さん

湿原に雲の切れ間は移りきて光りふくらむわたすげの絮

 

奈良県 荒木紀子さん

大の字の交点にまづ点火され光の奔る五山送り火

 

栃木県 大貫春江さん

分離機より光りて落ちる蜂蜜を指にからめて濃度確かむ

 

岡山県 秋山美恵子さん

光てふ名を持つ男の人生を千年のちの生徒に語る

 

福岡県 瀬戸口真澄さん

ぎりぎりに光落とせる会場にボストン帰りの春信を観る

 

岡山県 重藤洋子さん

無言になり原爆資料館を出できたる生徒を夏の光に放つ

 

秋田県 鈴木仁さん

風光る相馬の海に高々と息を合はせて風車を組めり

 

山梨県 加賀爪あみさん

ペンライトの光の海に飛び込んで私は波の一つのしぶき

 

皆さん思い思いの歌を詠まれていますね。

 

個人的には、広島県民の私としては、重藤洋子さんの歌がぐっときました。

原爆資料館って行かれた事のある方はわかると思いますが、本当に言葉に詰まってしまいます。

平和な時代がいかに素晴らしいのかを再確認させられる場所でもあり、

同じ年代もしくは自分よりももっともっと下の年代の方達が無念にも亡くなっていった現状を目の当たりにすると

言葉を失ってしまいます。

 

そういった心情がこの一句にもとてもよく表れているのではないかな、と思いました。

 

歌会始過去のお題

今までの歌会始のお題についてまとめてみました。

過去の歌会始お題
平成31年 「光」 平成30年 「語」 平成29年 「野」
平成28年 「人」平成27年 「本」 平成26年 「静」
平成25年 「立」平成24年 「岸」 平成23年 「葉」
平成22年 「光」平成21年 「生」 平成20年 「火」
平成19年 「月」平成18年 「笑み」平成17年 「歩み」
平成16年 「幸」平成15年 「町」 平成14年 「春」
平成13年 「草」平成12年 「時」 平成11年 「青」
平成10年 「道」平成9年 「姿」  平成8年 「苗」
平成7年 「歌」 平成6年 「波」  平成5年 「空」
平成4年 「風」 平成3年 「森」  平成2年 「晴」

 

今年の「光」は平成22年にも同じお題になっていたのですね。

こうやって見ると、漢字1字でもどの様な時代だったのかな?という事も振り返れる気がしますね。

 

感想まとめ

今回の歌会始2019の感想をまとめてみました。

まとめ

今回は、平成最後の歌会始2019について

概要や歴史・入選者の作品についてご紹介してきました。

 

私も今まで和歌などとは縁遠い生活を送ってきていますが

日本の伝統的なものである和歌というものに、今更ながらに魅力を感じました。

 

なんというか、はっきりと全てを言葉に表さない日本人らしさというか

奥ゆかしさが一句一句に込められている気がして、逆に情熱的なものを感じました。

 

次回の歌会始は新しい元号になってからの発表、という事で

こちらもどの様なお題になるのか楽しみでもありますね。

 

「天皇陛下在位30年記念式典」三浦大知披露の「歌声の響」について

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

また別の扉でお会いしましょう。

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