こんにちは! 空です。
ガレッジセールのゴリさんが監督を務めた映画「洗骨」が
いよいよ2月9日に公開になります!
この映画は、米ニューヨークで開催された日本映画祭「第12回JAPAN CUTS」で
観客賞を受賞していて、沖縄にて先行公開されています。
沖縄で実際に残る風習を題材としている映画なのですが
本当に素晴らしい評価が多く、絶対に見てみたい作品です。
今回は、映画「洗骨」について、あらすじやネタバレ・原作・評価などについて
たっぷりとご紹介してみたいと思います!
Contents
映画「洗骨」あらすじ
映画「洗骨」は、ガレッジセールのゴリさんが本名の
照屋年之にて監督を務めた作品です。
この映画は、元々は2016年制作の短編映画「born、bone、墓音。」
を原案にしていて、この映画を長編として生まれ変わらせたものとなっています。
当初は粟国島での不倫騒動を描いたコメディを考えていタとの事ですが、
「洗骨」の話を聞いた事で興味を持ち、今回の映画を作成したということです。
実家に住む父・信綱(奥田瑛二)は母の死後、酒に溺れており生活は荒んでいた。
そこへ名古屋で美容師をしている長女・優子(水崎綾女)も帰ってくるが、妊娠している姿に一同言葉をなくす。
様々な人生の苦労とそれぞれの思いを抱え、家族が一つになるはずの“洗骨”の儀式まであと数日。
果たして 彼らは家族の絆を取り戻せるのだろうか?
引用元:http://senkotsu-movie.com/
「洗骨」とは
今はほとんど見なくなったその風習という事ですが、
沖縄諸島の西に位置する粟国島などには残っているとされる風習で
「あの世」に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃に、
縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらうことで、晴れて「この世」と別れを告げることになる
とされています。
ネタバレ
照屋監督「洗骨してもらいたい」 映画「洗骨」反響へ感謝、観客と対話 https://t.co/RH9vn4Qsum #映画 #洗骨 #照屋年之 #ゴリ #okinawa #沖縄
— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2019年2月5日
映画「洗骨」は、2月9日の全国公開を前に、沖縄にて先行公開されています。
その際にも、大変な反響だったとの事です。
すでに見た方は「感動した」「奥が深い」との声が多く聞かれました。
ネットの情報を拾って、ちょっとだけ先にネタバレをご紹介してみたいと思います。
※ネタバレを含むため、ご注意ください。

引用元:https://tokushu.eiga-log.com/movie/17148.html
映画「洗骨」キャストについて
父親役:奥田瑛二
息子役:筒井道隆
長女役:水崎綾女
の他に、お笑いコンビ「ハイキングウォーキング」の鈴木Q太郎
大島蓉子、坂本あきら、筒井真理子など、多くの実力派の役者さんが出演されています。
この映画は、母親を亡くしてくしてバラバラになった家族の心だったり時間が、
「洗骨」という儀式をキッカケに動き出す事を描いている作品となっています。
沖縄の離島、粟国島。
経営する工場を仲間の裏切りによって失った父親は、
その借金を妻や子供達に返してもらいながら酒浸りの日々を過ごす。
妻を失った後は、妻の布団を敷いた隣で酒を飲み続けるのだった。
東京へ出ていた息子はそれなりに成功していたが、自身の器用過ぎる性格のせいで
故郷と現状とのバランスや、妻と子供との溝を埋めれずに苦しんでいて
酒浸りの父親との仲は最悪となっている。
長女は逆に不器用だが、名古屋で美容師として頑張っていた。。
が、名古屋で働いている美容室の店長と関係を持ち新しい命を宿っていた。
不器用さ故にその現状についていけていない。
そんな3人を、母親が生きている頃は母親が絆を繋ぎとめていてくれたが
亡くなってしまってからは、それぞれの時間がバラバラに過ぎてしまっていた。
そんな3人が、4年前に亡くなった母親の骨を洗う、という風習を通じてどの様に失われてきた時間を埋めていくのか。
途中で家に現れた長女の美容室の店長。
2人で勝手に結婚を決めてしまう事に対しても何も言えない父親・・・
それに対してついに切れてしまう長男。
最悪の関係性の中で、どうやって三人は絆を取り戻していくのでしょうか。
最後のシーンは、長女の出産シーンとなっています。
亡くなった命(洗骨)と生まれてくる命。
どちらのシーンも、生々しく描写されていますが、その生々しさがまた現実味を感じさせてくれて感動するのかもしれません。
主題歌について
今回の映画「洗骨」の主題歌には
古謝美佐子さんの名曲「童神」(わらびがみ)が使われています。
1997年に作られた曲で、沖縄県出身者を中心とする多くの歌手によってカバーされています。
作曲は夫である佐原一哉さんが手掛けています。
歌詞には、産まれて間もない赤子をあやす母親の温かく包容力あふれる大らかな愛が描かれていて
聴いているだけでも温かい気持ちにさせてくれる曲です。
2001年9月に放送されたNHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のサントラしても起用されました。
歌詞

引用元:https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B04894
「ゆーいりよー」は「芯のある強い」という意味もあるという事で
芯の強い子になってね、という願いも込められているのでしょうね。
ギタ-ソロで弾く沖縄のうた 童神/涙そうそう/安里屋ユンタ 第2版/現代ギタ-社/江部賢一
評判や口コミ
すでに映画を見た方の評判や口コミ・感想をまとめてみました。
☆『 #洗骨 』:感動&素敵な映画でした!!!
観た者は「洗心(心が洗われる)」作品でした。#照屋年之監督 #ゴリ https://t.co/Bfg2oZx3hq— トムとジャッキー (@tomtojakey) 2019年2月5日
「洗骨」
観に行くと言っている知人に、
ハンカチは2枚持てと
言いました。#洗骨— はれごろう (@koran8056) 2019年2月4日
これから 映画 #洗骨
試写会で感動して、ちゃんと公開されてからも見にきちゃいました〜
愛のある映画です! pic.twitter.com/UEuLkXIoDU— 比嘉康二@泡盛倉庫*北京の経験を伝えたい!泡盛という言語で文化の交流をしましょう♪* (@awamorisouko) 2019年2月3日
仕事休みなのに
何も予定入れてないから
昨日ぶりの1人映画!爆笑🤣2回目の『洗骨』
内容分かってても
また見たいって思える映画♫
笑えるし、泣ける〜!!#洗骨 pic.twitter.com/IKn623FSI4— ことね (@ktnsm1113) 2019年2月3日
洗骨
シリアスな話かと思ったら、笑いたくさん。感動たくさんでとってもあったかい映画でした😭 マジおすすめ。祖先を大事に自分をしようって思える映画。ほんとに観てよかった。#洗骨#照屋年之#照屋エミさんに捧ぐ pic.twitter.com/rZVSXm14le— kuragegge (@toshi_mimi) 2019年2月2日
ガレッジセールのゴリさんが監督・脚本を務めた映画「洗骨」観てきました。笑いあり涙ありですごく良かったです。でもゴリさんダメですよ!ジーンとくる真剣な場面でちょいちょい笑かしにくるのはずるい!笑
お笑い芸人の血が映画に表れてましたね!
会場も笑いと涙で溢れてて良い夜でした。#洗骨— あまがみこ (@an_app1e) 2019年1月31日
#洗骨
平日のお昼なのに、ほぼ満席!
ストーリーも泣けて笑えて!何より作り込まない沖縄がぎゅっと詰まっていて、監督がゴリさんだからこそこんなにも沖縄なんだと感じました。(作業服のズボン、はちまきの巻き方、厳しくも愛情ある親戚のおばさんも含め)
ウチナーンチュにこそぜひ見てほしい! pic.twitter.com/ULr2GWV7xA— 玉城愛(たまきあい) パーソナリティ (@ai_tamaki_yeah) 2019年1月29日
#洗骨
いい映画観たなー、と思った🙂
取り上げ方によっては重くなってしまう命、家族、仕事のことを軽やかに描いて、でも大切なことはしっかり伝わってくる。
全体に笑いがあふれているところも好き。
観終わると、心は幸せな気持ちでいっぱいになっていました❤️#洗骨感想https://t.co/352JecYb6a— なつよじ (@crystalmoon7242) 2019年1月27日
#洗骨
泣いて笑って…
たくさんの感情デトックス!父が亡くなって4年。映画のように洗骨をするなら…私はどんな想いで父と再会するのかな。そんなふうに思いながら観ました。
4年という月日を通して、あらためて家族の死を受け入れ、自分の存在や今ある命を見つめる、ステキな映画でした。オススメ pic.twitter.com/sC2eGZMpo1— みやちる🌺福祉デザイナー (@Miyak_Okinawa) 2019年1月26日
まとめ
今回はガレッジセールのゴリさんこと、照屋年之さんが監督の映画「洗骨」について
あらすじやネタバレ・主題歌などをまとめてみました!
感想を見ていると、さすがゴリさんだけあって要所要所に笑いが入っていて
泣けるのに笑える、という映画に仕上がっているとの事!
泣けるのと笑うのを同時に出来てしまう映画・・・気になりますよね(笑)
ハンカチは絶対に持参した方がよいとの事ですので、見に行かれる際には2枚持参ください。。
私もそうですが、きっと多くの人が知らなかったであろう風習「洗骨」を
映画を通して知る事ができ、そしてそれを通して繋がっている人たちの心が描かれている作品。
とても楽しみです!!
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また別の扉でお会いしましょう。