こんにちは! 空です。
フランス・パリにあるノートルダム大聖堂、といえば
歴史的建造物で、観光名所としても人気がありますよね。
そんなノートルダム大聖堂が火災によっ
て高さ約90メートルの尖塔(せんとう)が焼け落ちたというショッキングなニュースが。
一体原因は何だったのでしょうか?
そして、ノートルダム大聖堂に保管されていた歴史的価値のあるもの達は一体どうなったのでしょうか。
詳しく調査してみようと思います。
ノートルダム大聖堂火災の原因は?
パリのノートルダム大聖堂で火災。火災の原因やけが人がいるかどうかについては、まだわかっていません。https://t.co/6gxXxHLaSJ pic.twitter.com/NzmYJPdxor
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月15日
かなりショッキングなこのニュース。
ノートルダム大聖堂は、フランスのパリ中心部にあります。
ノートルダム寺院とも呼ばれているローマ・カトリック教会の大聖堂です。
12世紀に建設が始まり約200年の年月を経て完成しています。
物内には、美しいステンドグラスや石像など多くの美術品もあり、歴史的だけでなく文化的にも非常に価値のある建物です。
周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録されていて
世界的に有名な文化遺産となっています。
そんな歴史的建造物が火災、ということですので、世界的にもかなりショッキングなニュースとして
大々的に報道されていました。
4月15日午後6時50分(日本時間16日午前1時50分)ごろに、
高層部から出火して、屋根が炎上する大火災となったとの事ですが、
今回のノートルダム大聖堂の火災の原因は一体なんだったのでしょうか?!
報道によると、どうやら火災の原因は
屋根の改修工事が原因だった疑いがある とされていました。
改修工事の際の溶接作業から火が出たとされていて、
尖塔がある屋根の付近から出火したようです。
その後、火は屋根全体に広がり1時間後には高さ約90mあるシンボルの尖塔も焼け落ちてしまいました。
ただ、ここで疑問なのが
「ノートルダム大聖堂は、巨大石造りでゴシック建築の代表作として知られる」
とされていますよね。
なぜ石造りの建造物なのに、こんなにも火が広がってしまったのでしょうか?

引用元:公式HP
上記の内部の写真からもわかるように、屋根の一部には木が使われていて、
そこから火が広がってしまった可能性があるようです。
関係者からは「森」と呼ぶばれる程、オーク材をふんだんに使って作られていたようですね。
外壁や中部の柱など多くの部分は石でできているため、本来火には強いはずですが
屋根部分の木造建築部分が火災原因となったということで、こんなにも被害が拡大してしまったのですね。
被害状況や被害額はどれくらい?
#フランス ・ #パリ 中心部にある観光名所の #ノートルダム大聖堂 で大規模な火災が発生しました。写真には尖塔が崩れ落ちる瞬間も記録されています。写真特集https://t.co/GneGIeGaWO で。マクロン仏大統領は大聖堂の再建を誓っています。#ユネスコ #世界文化遺産 #ノートルダム大聖堂火災 pic.twitter.com/0DcTPhHc0k
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2019年4月16日
今回の火災の被害状況はどれくらいなのでしょうか。
報道によると、高さ約90メートルの教会の尖塔(せんとう)が焼け落ちた
とされていますが、一部報道によると「ほぼ全焼」との見解もありました。
そうなってくると、気になるのは被害総額ですが・・・。
建物自体もそうですが、内部には貴重な文化財がおさめられていました。
しかしながら、これらの文化財は寺院関係者や消防隊が的確な判断で運び出されたという事で
ほとんどが無傷との嬉しい知らせが!!
キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたとされる聖遺物「いばらの冠」や、
13世紀の王、ルイ9世が着ていたとされる服
などは運び出されて無事だという事です。
ただ一方で、絵画の何点かは放水などの影響もあり破損している可能性があるとのことと
円形のステンドグラスで作られた有名な3枚の「薔薇窓」
巨大なパイプオルガン
は、現時点では被害状況は確認が出来ていないということでした。
#ノートルダム大聖堂
ノートルダムの美しいバラ窓は3つ。特に南側の王のバラ窓は第6、7回十字軍を指揮した聖王ルイ(セントルイス)と母后が寄進なさったもので王家のユリの紋章が組み込まれていました。教会内には無数の聖母像。荘厳なパイプオルガンからはアヴェ・マリアが。
忘れられない思い出です pic.twitter.com/rWsfEGqZdH— gokuri@LotRink (@gurikonoomake1) 2019年4月15日
ノートルダム大聖堂のステンドグラスといえば、本当に美しくて圧巻ですよね。
どうか、少しでも被害が少ない事を願います。
現時点では被害総額がいくらくらいか・・・というのは公表されていませんが
ただ、続々と資金援助の声も集まっていて、現時点でも
・フランスを代表する富豪らが総額3億ユーロ(約380億円)の資金援助
・ルイ・ヴィトンやディオール、ジバンシィなどの高級ブランドを保有するLVMHグループと
ベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)の一族は、合わせて2億ユーロの支援
・グッチやアレキサンダー・マックイーンなどのブランドを率いるフランソワ・ピノー氏の一族は、1億ユーロを 寄付
とありますので、これ以上の額が修復にはかかるという事になりますよね。。
復元について
マクロン大統領は、5年以内に修復することを演説にて言明しています。
【動画】マクロン仏大統領はテレビ演説を行い、#ノートルダム大聖堂 を5年以内に修復すると言明した。 pic.twitter.com/8SAGqfkWQH
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年4月17日
『これだけ歴史のある建物のため資料はたくさんあるから再建も可能だ』
と語る専門家も多いですが、やはり長い年月をかけて築き上げてきた建造物なので
完全に復元するのは難しいかもしれませんよね。
ただ、文化遺産など無事に搬出できたものも多いとの事ですので
これからまた新しいノートルダム大聖堂が出来上がって、何百年と続く建造物となってほしいですね。
動画や現在の様子
火災の様子の動画や、現在の様子についてまとめました。
ノートルダム大聖堂が全焼・崩壊 pic.twitter.com/4fQmmtmZ5t
— なまず (@namazu1203) 2019年4月15日
目が覚めたらパリというかノートルダム大聖堂が燃えていた。石造りなのにこんな燃え方するんだ…。https://t.co/ea2fvJFiSj
— さと (@candygram98) 2019年4月15日
ノートルダム大聖堂が焼失。
最終的な竣工から、674年。
ナポレオンの戴冠も含め、様々な人生の物語を共に歩んできた歴史的建造物が、今、目の前で焼けている。遺影を撮るつもりで、撮影をしている中、外国人であるのに、涙が止まらなくなった。#paris #パリ #ノートルダム大聖堂 #火事 #フランス pic.twitter.com/yCNtR9TcIf
— kotoko (@kotoko_045) 2019年4月15日
#ノートルダム大聖堂 19h07分頃 pic.twitter.com/6jrLnne4JJ
— Yui Sugano (@yuyusugaga) 2019年4月15日
#ノートルダム大聖堂
19h30 Hôtel de Ville 広場にて pic.twitter.com/Q2Wssi8aIc— Yui Sugano (@yuyusugaga) 2019年4月15日
パリのノートルダム大聖堂火災 欧州メディアは一斉にライブ報道 日本で言えば東京の浅草寺や明治神宮 京都なら清水寺や東寺が燃えてる感じだものね 宗教的意義も勿論だが都市の中で人々の日常と共存する歴史ある建築物の惨状はショック大きいよねえ #ノートルダム大聖堂 #ゴシック建築 #パリ #フランス pic.twitter.com/3DfpQAKxQb
— ブーリー @東南アジア飯食べたい中毒(腹ペコ) (@BooLee7) 2019年4月15日
え…#ノートルダム大聖堂 #paris #nortedame pic.twitter.com/cyTe321ITG
— hashi_mako (@hashi_mako) 2019年4月15日
フランスの #ノートルダム大聖堂 で火災が起きて大変なことになって、市民が歌を歌って祈りを捧げている。 pic.twitter.com/9BLmr0eO4r
— しばメタル🌸父兄 (@siba_metal) 2019年4月16日
世界中の人にとって、ショッキングな映像ですよね。。。
私も一度は訪れてみたい場所でしたので、本当に残念です。
一日も早く修復が進みますように。
まとめ
今回は、フランス・パリにあるノートルダム大聖堂の火災について
被害総額や被害状況・動画などについてまとめてきました。
世界中の人にとって、かなりショッキングで衝撃的なニュースとなりました。
「信じられない」といった声が一番多かったのもうなずけます。
これから現場検証などが入り、今後の修復に向けての計画が立てられるのだと思いますが
また皆の心に残る美しいノートルダム大聖堂が復元される事を願います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また別の扉でお会いしましょう。