こんにちは! 空です。
LIXILといえば、大抵の方がわかる企業だと思います。
私の中のイメージだと「おしゃれなインテリアの会社」という感じです。
建築材料・住宅設備機器業界最大手の企業ですよね。
その大手建設企業のLIXILが「日本の株式市場から退出か?」というニュースを見ました。。
結構な衝撃ですよね。
今回は、このニュースについてとLIXILEの会長についてまとめてみようと思います。
LIXIL潮田会長の経歴や出身大学は?
スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も(日経ビジネス) – Yahoo!ニュース https://t.co/Zzt4fnDKio @YahooNewsTopics
— サイ (@dogs_hawk3) 2019年1月21日
現在、LIXILにて会長を務められている方は
潮田洋一郎さんです。
潮田さんは、2018年11月1日付で会長兼CEOに約7年ぶりに復帰されています。
潮田洋一郎さんについて経歴等をまとめてみます!
潮田洋一郎(うしおだ よういちろう)

引用元:https://www.lixil.com/jp/about/governance/board/board_01.html
生年月日:1953年
年齢:65歳 ※2019年現在
出身:東京都
趣味:モータースポーツ、茶道、小唄、長唄
大学:東京大学、シカゴ大学卒業
住生活グループ創業者の潮田健次郎の長男として生まれた潮田さん。
東京大学卒業後は、トーヨーサッシ株式会社(現株式会社住生活グループ)に入社します。
トーヨーサッシ(株)では、取締役、営業企画部長、常務商品本部長、専務広報・人事・など
様々な部署を担当し、副社長経理本部長、副社長経理財務管掌などを経て社長に就任しています。
INAXと経営統合して住生活グループ(現・LIXILグループ)に社名変更したりと、積極的な政策を行う。
2006年に、父の健次郎氏から会長職を継いでいます。
プロ野球・横浜ベイスターズの買収に名乗りを上げて注目を浴びた事もありますね!
結局、条件面で折り合わなくて交渉は打ち切られていますが、
この件により社名の露出度はグンと上がっています。
私生活では、1300ccの大型バイクを乗り回す面もあり豪快な性格がうかがえますよね。
家族について
潮田さんは、ご結婚されていて奥さんとお子様がいらっしゃいます。
奥様は、東京銀行頭取の高垣佑さんの次女の高垣正子さんということです。
お子様は3人いて、長女が麻里子さん・次女が容子さん・三女が晴子さん
という事で全て女の子のようですね。
残念ながら、ご家族の画像や職業などの情報は見つける事が出来ませんでしたが
とてつもない美女を想像してしまいます(笑)
5人家族との事で、女性の中で男性お一人という事ですので
家ではどの様な父親なのかも少し気になりますよね!
経歴
潮田さんの経歴は以下の通りです。
1977年 トーヨーサッシ株式会社(現 株式会社 LIXILグループ)入社
1980年 トーヨーサッシ株式会社 取締役
1984年 トーヨーサッシ株式会社 常務取締役
1986年 トーヨーサッシ株式会社 専務取締役
1990年 トーヨーサッシ株式会社 代表取締役副社長
2001年 株式会社INAXトステム・ホールディングス(現 株式会社LIXILグループ)取締役副社長
2003年 株式会社INAXトステム・ホールディングス 取締役
2006年 株式会社住生活グループ(現 株式会社LIXILグループ)
代表取締役会長 兼 CEO
トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)
代表取締役会長 兼 CEO2009年 トステム株式会社(現 株式会社LIXIL)取締役社長
2011年 株式会社住生活グループ(現 株式会社LIXILグループ)
取締役 代表執行役会長 兼 CEO 兼 指名委員会委員長
株式会社住生活グループ 取締役 代表執行役会長 兼 指名委員会委員長
株式会社LIXIL 代表取締役 会長2012年 株式会社LIXILグループ 取締役 取締役会議長 兼 指名委員会委員
2017年 株式会社LIXILグループ 執行役 特命担当
2018年 株式会社LIXILグループ 取締役 取締役会議長 兼 代表執行役会長 兼 CEO
2019年 株式会社LIXILグループ 取締役 代表執行役会長 兼 CEO(現)
ちなみに、「LIXIL」は、「住」(LIVING)と「生活」(LIFE)から作られた造語という事です。
LIXILの歩み
初代の株式会社LIXILは、住生活グループの統合的な営業戦略を目的とする会社として
2010年4月に設立しています。
その後、住生活グループ(現・LIXILグループ)の業務運営を効率化するため、
2011年4月、トステム株式会社を存続会社として、
株式会社INAX・新日軽株式会社・東洋エクステリア株式会社・株式会社LIXILの4社を吸収合併。
商号を(2代目)株式会社LIXILに変更します。
さらには、2015年4月にサンウエーブ工業株式会社も吸収合併し、
売上高1兆円以上、社員約6万人以上の業界最大規模の企業となっています。
日本脱出の理由
『シンガポールに本社を移転すれば、日本よりも法人税率が低いため、節税効果が得られることが想定される』資産価値を上げたいがために・・・ – スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も https://t.co/8CO8DBO3E3
— Sidly Vicious (@Sidly_Vicious) 2019年1月21日
今回ニュースで取り上げられていた「LIXILのMB0脱出」
MBOとは、マネジメント・バイアウトの事で
「M&Aのひとつで、オーナー経営者や会社経営陣、従業員が参加する自社企業の株式買収」
となっています。
今回、LIXILの潮田会長は日本の株式市場から退出し、
さらにシンガポールに本社も移そうとしているという事で、その訳は何なのでしょうか?
今や年間売上高が2兆円に迫る巨大企業となったLIXIL
まず、根底の理由としては「市場から評価されていないという不満がある」
と言われています。
株価があまり冴えない・・・というのもあるようです。
その理由としては、投資家が業種を絞った専門的視点に立つようになったためとも言われています。
最初は、今のLIXILグループを事業ごとに2つに分割して、
1つを国内で、1つを海外で上場させようと検討していたという事ですが
すでに1つに統合されていたものを分割するのはかなり困難を極める、という事で今回の話になったようです。
実は、すでに生活の拠点をシンガポールに移しているという潮田さん。
そこへ会社の拠点も移動する、という事も見越しての事だったのかもしれませんが。。
シンガポールに本社を移転すると、日本よりも法人税率が低いので節税効果もあるといいます。
日経によると
地域別売上高(2018年3月期実績)をみると、圧倒的に多い日本の次がアジア、そして北米、欧州と続く。
LIXILは現時点ではアジア企業であり、欧米市場への上場は考えにくいのだろう。
そうなると主要な市場は香港かシンガポールかという選択肢しかない。
香港市場の規制の問題などを考えると、やはりシンガポールというのは自然な選択だと考えられる
引用元:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00006/011800009/?P=2
という事ですので、シンガポールへ拠点を移す理由もわかってきた気がします。
ただ、今回の日本撤退によるデメリットとしては、現在のLIXILの顧客目線かもしれません。
今まで「日本の大手企業」として取引をしていた会社が、急に「海外の企業」となってしまう
という事ですよね。
顧客目線としては少し微妙ですし、動揺するのではないでしょうか。。
そうなると、公共事業などの仕事などを取るのは少々難しくなってくるのでは、という気もしました。
ネットの反応
出て行くというならばいばーいでいいんじゃない?他の会社は攻勢のチャンスやぞ / “スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も:日経ビジネス電子版” https://t.co/Go1mvjcGOu
— (>△<) (@rokumai) 2019年1月21日
日経ビジネス「MBO・本社移転・シンガ上場の計画の検討を取締役会で決議」
LIXIL「これらにつきまして検討および決議を行った事実は一切ありません」
実際「議題外報告で検討したのみで、決議はしていません」こうですか?わかりません! https://t.co/CnaTjzCNMH
— blanknote (@blanknote) 2019年1月21日
おいおいLIXIL大丈夫か?日本から撤退したら外資になるからスポンサー出来ないんじゃないの、、、⁇
— HIJIRI (@HIJIRI_D5) 2019年1月21日
LIXILのオッサン、株の保有比率3%とかでしょ。もちろん売り込む側は「資産保全が」「税金が」ってもちろん言いますけど、創業家とはいえその保有比率で何ぬかしとんねんワレ、って話でしょうに。
— たにやん (@t_taniyan) 2019年1月21日
(LIXIL) 本日の安値更新
— 一部報道 (@ichibuhoudou) 2019年1月21日
これからLIXIL以外の国内のメーカーを使いたいな。でも住宅設備は独占してる分野が多すぎ。パナソニックあたりに頑張ってもらいたい。
— ゆきとう (@h_yukitou) 2019年1月21日
まとめ
今回は、LIXILの日本脱出ニュースを受けて
LIXILについてや潮田会長の経歴や歩みなどについてまとめてみました。
今や、大企業になっているLIXIL。
日本企業、というイメージがやっぱりありますし、日本脱出となると海外の企業となってしまうのですよね。
本社を日本に置いたままでの海外進出・・・というのとはわけが違うので
どうなっていくのか未知です。。
今後の動向にも注目が集まりそうですね!
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また別の扉でお会いしましょう。