こんにちは! 空です。
今朝、ニュースを見ていたら
「手紙やはがきなどの郵便物の配達を平日のみとする方向」というのを見ました。
現在は、土曜日も平日扱いとなっていて土曜日にもポストに郵便物が届いていますよね。
確かに最近はメールやSNSの普及で手紙を書く人もぐっと少なくなっていますし
企業からのDMもヤマトメール便等を利用するところも増えているので、需要は減っているとしても
なぜ今になって平日のみにするという話が出てきたんだろう?と疑問にも思ったり。
そもそも、昔から郵便物って土曜は配達していたんでしょうか??
そして、平日のみの配達になるなら一体いつ頃から変わるのでしょうか。
というわけで、今回はその辺りについて調査してみたいと思います!
郵便配達が平日のみになるのはいつから?

今回ニュースで言われていたことは
総務省がはがきや手紙など郵便物の配達を原則月曜日から金曜日の平日に限定し、
土曜日を取りやめる方向で検討している
という事でした。
ここでいう「郵便物」とは「普通郵便」の事という事なので、
普通郵便=書留や速達といったオプションサービス(特殊取扱)が付いていない郵便物となり
すなわちは「ポストへ投函できる郵便物」と考えてよいという事になりますね。
現在は郵便法で「週六日以上、一日一回の戸別配達を原則」と決まっていて、
全国一律でのサービス維持が求められているとの事。
今回のニュースは、この郵便法を改定して配達を平日のみにする検討をしているとの事なんですね。
では一体いつ頃から平日のみの配達になるの?と気になるところですが
これに関しては、まず「郵便法」を改訂しなくてはならないので今すぐの話、とはならないでしょうね。。
今から、利用者や日本郵便の意見を聞いたり、協議をして決定していくという事になると思うので
少なくても半年~1年はかかるのではないかと思います。
ただ、早いものでは数日~法律改定された例もありますが・・・。
今回の郵便法に関しては、まずは有職者の意見を聞き、次に利用者や郵便職員の話を聞き
と段階を得ての協議が必要となってきますので、「じゃあ明日から」という話にはならないのがわかりますね。
恐らく、最短でも来年2019年春頃を目指して、というのが濃厚ではないでしょうか?
※追記
新たに「来期からの運用を目指す」という情報をゲットしましたー!
という事は、やはり2019年春~という可能性が濃厚ですね!!
理由や郵便法について

では、一体今回「郵便物の配達は平日のみにしよう」という意向があきらかになったのには
どんな理由があるのでしょうか?
まず、大きな理由はやはり人出不足です。
どこの企業でもそうかもしれませんが、仕事量に対しての人員確保が難しい状況ですよね。
特に、今は物流業界では深刻な人出不足が言われています。
ヤマトや佐川急便にしてもそうですが、荷物の数は増える一方なのに配達員の数は増えない。。
当然、負担は増えていくばかりとなります。
土曜日の配達をするためには配達員に加え内勤職員なども必要となります。
そうなると、人件費もよりかかりますよね。
人手不足による採用難もあって、現場の負担は大きいとの事です。
加えて、近年の手紙離れ、も大きく関係していると思われます。

引用元:総務省HP
上の図は、平成29年度の郵便の推移なのですが
わかる様に、年々郵便物の数は減っていますよね。
理由はもちろん、インターネットの普及によるメールやLINE、SNSでのやり取りが増えたためと思われますが
こういった事もあって、経営負担が増えているという事になります。
郵便局は、2017年に郵便料金の値上げもして経営負担や収益改善を目指していましたが
それもあまりうまく進んでいない様ですね。
そういえば、私は企業に勤めていて毎日郵便局の方が会社まで郵便物の集荷に来てくださっていたのですが
この6月より企業への集荷も廃止となりました。
集荷に来てくださっていた郵便局の方に理由をきいたところ、やはり「人手不足」という答えでした。
でも、ゆうパックは集荷に来るという事でしたが(笑)
今回の普通郵便の土曜配達廃止の大きな理由は
人手不足と郵便物需要の低下による経営難、が大きな理由になるのでしょうね。
このニュースを受けてネットでは
郵便ならわかる。数量が減っていて効率が悪化しているから。
でもゆうパックは土日は混んででも運ぶ数を増やすべきでは?
配達の頻度を落として急ぐ郵便は速達に誘導すればいいのでは。
配達は2日に1度でいいと思う。
労働力不足の解消と、郵便事業の収益改善の一石二鳥だと思う。
中途半端な対応する位ならやめた方がいい
など、色々な声がありました。
でも、確かにポストへ投函して1日で着くのに82円、62円というのも安すぎる気もしますよね。(個人的意見ですが)
収益アップを狙うのであれば、料金改定もそうですし、配達頻度の見直しもやむを得ない気もします。
郵便法について

郵便法は、昭和22年12月12日に郵便の役務をなるべく安い料金で、公平に提供することにより
公共の福祉を増進することを目的として制定された法律、という事ですが
現在の郵便法はどの様になっているかというと・・・
- 週六日以上、一日一回の戸別配達を原則
- 全国一律でのサービス維持
- 配達は差し出しから原則三日以内
など、結構細かい決まりがあるんですね。
確かに、普通郵便の需要が変わってきた現代には少しズレてきている部分もあるのかもしれませんね。
現状では、近くに送ったものは大抵翌日には配達していただけるので「速達」の意味もあまりない気もしますし
今後は、配達の頻度を見直して、本当に急ぐものは「速達で」などと、郵便物に対しての認識も変化する時なのかもしれません。
今後、どの様に進んでいくのか気になるところです!
まとめ
今回は「普通郵便物の配達が平日だけに?」というニュースを見て
一体いつからなのか、理由や現在の郵便法について調査してきました。
確かに、イマドキの若者世代の方は手書きの手紙やはがきなどは書かないかもしれませんね。
そういえば、そういった意味でも年賀状や暑中見舞いの需要もかなり減っていますよね。
私は手紙を書くのももらうのも好きなので、結構頻繁に書いて送る方ですが
確かに郵便配達の方の負担を考えると、今回の改定は仕方ないのかなとも思います。
郵便物って、どんなに雨が強くても風が強くても必ずポストに届いている印象がありますし
そういった意味ではとてもありがたいですよね。
今まで当たり前に配達していただいていた事を見直す時期なのかもしれませんね。。
郵便料金も値上げされます。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また別の扉でお会いしましょう。
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